デザインが人間に与える影響

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同じ物作りに携わる人間であっても、その物のデザインの優先順位というのは、その人個人の価値観によって様々変わるものです。
デザイン性は二の次で、何よりも使いやすさと低コストを求めるタイプの人もいれば、多少使いにくかったり、多少コストが高かったりしても、デザインが納得いくものでなければ作りたくないと考える人もいます。


当然、どちらも間違っているわけではないのですが、最も大切なことが消費者のニーズに合っていることなのは確かです。

そして、こうしたニーズは、メーカーやブランドイメージによって異なってくるものですが、そうしたイメージ付けが行われるにあたっては、デザインが重要な役割を担っています。

クールなデザインを多く取り扱うメーカーであるというイメージがあれば、男性客からのニーズが増えますし、温かみのあるデザインを多く取り扱うのであれば、女性からのニーズが増えます。

こうした消費者の好みというのは、近年非常に細分化されてきています。その中で成功する秘訣は、ニッチな部分についてのニーズをしっかりと理解することです。


ニッチな産業というのは当然需要はそれほど高くはないと思うでしょうが、そうした部分を埋めていくことこそが、デザインの強みです。また、隙間でも集めれば結構な数になり、そこを埋められるブランドであるというイメージは、消費者の信頼につながります。あそこのブランドならば、自分の求めるものに答えてくれるのではないか、と消費者に信頼してもらえることが大事なことなのです。

コストを削ることやユーザビリティに限界がある以上、残されたデザイン部分でいかに付加価値を付けていくか、ということがブランドには求められています。
その付加価値が値段に見合うものであれば、消費者側は多少高くても自分の求める色や形といったデザイン性を持つ物の方を選びます。消費者のニーズをきちんと考えた上での物作りというのは、当たり前の事ながらもっとも基本的な要なのです。